放置自転車が撤去された?張り紙や法的根拠、時間帯

生活お役立ち情報

大事な自転車が放置自転車として撤去されてしまった場合にはとっても焦りますよね(汗)実は放置自転車には張り紙が張られやすい時間帯などもあると言われています。まただいたいどのくらいの時間ほっておいたら放置自転車として撤去されるかなどのだいたいの目安などもあるみたいです(汗)そんな放置自転車にまつわるあれこれについて解説していきたいと思います。

 

放置自転車の張り紙が貼られる時間帯について


放置自転車の張り紙が貼られやすい時間帯ですがおおむね朝の9時~~13時の時間帯が多いケースのようです。特に午前10時から11時までが違法な放置自転車の駐車がピークを迎えるとも言われています。

 

張り紙が貼られる時間帯は各自治体によっても異なりますが状況に応じて即時対応されます。例えば道の真ん中に放置されているような悪質な放置自転車は即座に対応されてそのまま撤去されてしまいますし、それ以外であれば張り紙を張って様子見するなどの対応になります。どちらにしても、放置されている自転車は撤去される運命にあります。

 

毎日のように違反している場合はもちろん、数時間置いただけでも警告や撤去は当たり前のようにされます。放置と聞くと数日程度は大丈夫と勘違いする方もいますが、決してそうではありません。極端な話、自転車を放置してその数分後に職員が発見した場合も警告と同時に撤去されるケースもあります。人通りの多い通りや駅前などは積極的に警告や撤去が行われます。

 

そう考えると何分置いたから平均的に考えて「まだ大丈夫だろう」というようなことはなく、わずか数秒で撤収されてしまうこともあるので要注意です。このことはよく理解しておくようにすると良いでしょう。


放置自転車が撤去された時は法的な根拠があるということを覚えておきましょう

放置自転車は、自転車等放置禁止区域に放置した場合や、それ以外でも通行の妨げになる場所に放置すれば撤去されます。

 

各自治体には、条例及びそれに基づく規則が定められていて放置自転車を許容していません。放置自転車を許容すれば街は多くの自転車で溢れ返り、それに伴う苦情が自治体に寄せられることになるからです。

 

もし一般人が勝手に放置自転車を移動させると盗難や器物損壊として罪に問われますが、職員が条例や規則に基づいて撤去する場合は問題ありません。

 

自治体も、自転車が憎くて撤去している訳ではなく、住民の生活に支障が出るのでそうせざるを得ないという姿勢です。撤去されない為には、やはり迷惑にならないように自転車を扱うしかありません。


放置自転車が撤去されても慌てずにできる対処法まとめ

もし自転車が撤去されたら、各自治体のホームページを見たり電話で連絡するなどして、どこに保管されているか把握します。そして、撤去手数料を支払った後に自転車が戻ってきます。支払いを断れば戻ってこず、どんな主張をしても認められません。

 

鍵を壊して撤去された、高齢者だから仕方なかったなどの理由は一切認められないので注意しましょう。「自転車を放置するほうが悪い」という結論に至ります。

 

ここで重要な覚えておくべき事柄になりますが、放置自転車はいくら自分の自転車だったからと言って無償(お金を払わずに)で取り返そうなどとは思わないことです!法律的な事が絡んでくるのでややこしくなりますが、放置自転車はいったん持ち主の元を離れて自治体の所有物となり、黙って強引に無料で取り返そうものなら犯罪者扱いされてしまいます(汗)また、これはたとえ自転車が盗まれてしまった場合に駅で偶然に発見した場合に黙って取り返す行動でも同じになります。これは法律上は「自力救済」という形になってしまい認められていない行動となるからです!ですので、こういったシチュエーションでは警察に相談のうえ立ち会ってもらって盗まれた自転車を取り返すようにすると良いでしょう。

 

こういったケースから考えるに自転車は盗難も多いので全て撤去されたと考えるのは間違いです。通常であれば撤去した旨を示す張り紙がその場に置いてありますので、もしその張り紙が無ければ盗難を疑ったほうが良いでしょう。またイレギュラーなケースとして運悪く張り紙が風に流されることもあるので、盗難だけを疑うのも間違っています。適切な判断をして、早く自転車を取り戻したいものです。